およそ10年ぶりに見た「デジモンアドベンチャーぼくらのウォーゲーム」。
何一つ色あせることなくひたすら素晴らしい…。
ワンピのオマツリ男爵で「これウォーゲームだ!ウォーゲームだ!!」とかはしゃいだ記憶がある。
細田守監督。
最近だと「時をかける少女」とかも作って賞とったよね。
ああいうのを独特の作風っていうんだろうなぁ。
当時はアレをセル画でやってたんだなぁと思うと感動するしかない。
絵のクオリティもさることながら、30分とは思えないカタルシス。
ボロボロになったウォーグレイモンの元にかけつけた太一に感動した。
いや、ボロボロになったのが太一のせいとはいえ。
今思い返すと、世界を救うような戦いなのに、主人公が自分の家から一歩も出ていないというとんでもない話だった。
オマツリ男爵のリリィのくだりでも思ったが、細田守怖ぇ!!
電話を取ったら合成音声の「モシモシモシモシ」が延々聞こえてくるとか、一匹でもとんでもないディアボロモンが数万規模に分裂してうごうごしてたり。
あとヤマトさん…パソコンが無い理由を「島根だぞ」で済まさないでください…。
島根にもパソコンくらいあるわ!
ていうか島根なんて都市伝説です。実在しません。(嘘)
笑いあり、涙あり、ホラーありと、エンターテイメントってこういうのだろうなと思い知らされた。
こういう昔のアニメでも、映画版だとワイド画面なので、ワイドテレビで見るとちょっと違った形で見える。
今度はドラゴンボールの映画版も改めて見直してみるか。
細田監督は、時かけと同じ貞本先生キャラデザの映画、「サマーウォーズ」を製作中らしいので、それも楽しみです。
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