神様、教えてくれ。オレの何が悪かった。

異動…か。

内部事情を書くのはダメだと思うしくわしくは知らないから、ワシ自身から見た場合のみのことだけ書こう。
まぁ、出版社だからしょうがないよね。
むしろ半年以上前からそういう可能性は考えてた。
「もしこうなったらどうするんだろう」というネガティブ思考で。

電話する前に必死のシミュレートをして、胃が痛みまくるのをおさえつつ携帯のボタンを押して、なるべく大きな声で元気よく！と心がけて臨んだわけだが。
いくつか質問したいこともあったので、忘れないように紙にメモというかほぼ台本まで作って臨んだわけだが。
電話は5分もかからず終わった。

後頭部から一発ガツンとくらった気分だ。
大して積み重ねられた物はないが、時間をかけて積み上げたそれを、まるっきり崩されることになった。
新しい担当さんがつくことになるのだろうが、それが吉と出るか凶と出るか。
希望も不安もごちゃまぜで、テンションをどこへ持っていったらいいのかも分からない。

　ここを見てるか見てないかは分からないし、まだ早いのだが、今までありがとうございました。
　あなたにアドバイスしてもらったことは血肉として持っていきます。
　商業誌を目指す者が描くべき漫画の質を上げてもらったと、心から思っています。
　新しい部署でもがんばってください。

そして、明日を夢見てスタートラインに立ったばかりの漫画家志望のタマゴのみんな。
人生って、案外こんなもんだ。