自慢じゃないが、ワシは
人生において何かで1番になる自信がまったくといっていいほど無い。
クラス40人いれば20番手、10人の勝負なら5番手、3人いれば2番手。
そんなあたりを目安にやってきた節がある。
実際、学校の成績も18~20番目くらいだった。
そのあたりについておけば
とりあえず安寧に過ごせる。
そんな感じだった。
でも時には、
勝たなきゃ何も意味がない戦いってもんがあるのだと知る。
勝たなきゃ開かれない扉があるのだと知る。
望む物がその先の道にあるのなら、勝つために戦わなきゃならない。
渇望していたわずかな可能性を目の前に。
望みがあるか無いのかがまず判断しようもない戦いに、必要なのは
気合だけ。
勝とう。
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