とうとうアレルヤの前に姿を現したイノベイター、リジェネ。
しかしそれはリボンズの思惑とは関係ないようだ。
彼が語るイオリアの計画、ソレスタルビーイングの武力介入による世界の統合、アロウズによる思想の統一、そして最後に人類を外宇宙へと旅立たせること。
イオリアの計画を成し遂げることだけを自分の存在理由としてきたティエリアは、自分がイオリアの計画を邪魔しているのだとリジェネに告げられる。
リジェネの言葉と、かつてのロックオンの言葉の間で揺れるティエリア。
アロウズを裏で操る者を探るため、ティエリアは進んでパーティ会場への潜入を志願する。
それをサポートするために一緒に行く刹那。
物語が大きく動き出す一瞬だった。
とりあえず女装のティエリア。
いいじゃん、いつもの絶望先生の声で。
スメラギさんの考えた作戦らしいが、この格好を見てニヤニヤしてたに違いない。
というか何故胸元を開いた。
カタギリ叔父とカタギリ甥が並んでいるが、ティエリアはガン無視。
本当の黒幕を探す彼の前に、堂々と姿を現すリボンズ。
一曲踊りながらの腹の探り合い。
かつて自分の存在価値を否定することになったヴェーダとのリンク切れ。
それがリボンズのしわざだったと知るティエリア。
部屋を変えての対話の中で、散っていった初恋…じゃなくて仲間である、ロックオンを侮辱され怒りに燃える。
イノベイター、ヒリングの銃撃でリボンズの始末に失敗し、逃げ出すことに。
ティエリアさん、もうちょっと手際よくやれば来週にも最終回迎えられたのに。
一方で、4年前に顔を合わせた刹那と再会するルイス。
恋人であった沙慈のことを気にかけるが、背後には刹那の顔を知るビリーが。
そして刹那らしからぬ言葉を発しかけたその時、ルイスの発作が。
これはスローネにやられた腕の再生治療の副作用なのだろうか。
GNドライブ〔タオ〕によるビームは、細胞障害を引き起こすと1期では言っていたが、それを直す新技術だと薬を常備するようになる、とかだろうか。
へたりこむルイスにかけよる刹那とビリー。
ビリー、基本的にはいい奴なんだけど、貢ぎまくって捨てられたせいでソレスタルビーイングに敏感になってるね。
そして刹那も、スメラギを取り戻すためとはいえ、ビリーに正体を告げたのはうかつだったね。
こうして結果的にルイスにも自分の正体をさらしてしまった刹那。
ルイスと沙慈の仲をとりもつキューピットになれそうだったのに、残念だ。
そしてこの話の注目どころは、なんといっても不死身のコーラサワーの再登場だろう。
一期第一話での、圧倒的な小物っぷりを見せ付けて以降、人気急上昇だった彼を、どれだけの人が待っただろうか。
自ら志願してアロウズに入ったということだが、相変らず軽い、軽すぎる。
「来ちゃいましたー」に思わず笑った。
大佐想いなのも相変らずで、アホのくせにかっこよく見えるこの不思議。
乗機がアヘッドではなくしっかりジンクスⅢなのはご愛嬌。
こう…やっぱり上から評価はされてないんだろうなぁ、この男。
コーラと共にやってきた新型MS「ガデッサ」。
Zガンダムに登場したガブスレイを彷彿とさせるこの機体。
乗るのはリボンズによって送り込まれた戦闘用イノベイター、リヴァイブ。
トレミーがガンダムの新装備を開発する中、ビリーの加入によって着々と新型を投入するアロウズ。
ソレスタルビーイングに勝ち目はあるのだろうか。
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