コミティアに行ってまいりました。
スペース全然回れなかったーというかマジで全然回らなかったー。
芳文社のブースが結構楽しかったですよ。
模擬編集会議が面白かったです。
おとぼけ課長が全作品に紛れ込むとかどこのこち亀ですか。
重野先生が来る前に帰らなければならなかったのが悔しいが。
で、持込みに行きまして、
芳文社だけに4回行きました。
目の前で編集者に物を言ってもらえる機会なんてワシにゃ初めてのことなので。
ボロクソ言われるの覚悟で実際にボロクソ言われたが、変な
アドレナリンが出てたのか特に落ち込むこともなく、また用紙に記入して再度並ぶ。
昔のワシなら
最初の一回で死んでたが、ふてぶてしくなったもんだぜ。
人の意見なんて色々だから、人によって何か違う意見も出るかもしれないので。
滅多にない機会、今後のためにひとつ残らず言ってもらえるようにと。
なんとなく編集さんに確認してみたが、一日に同じもんを何度も持っていく人はあんまりいないらしい。
4回か…多分
新記録だと思うよ!(絶対いいことではない)
大分うざがられたろうが、知ったこっちゃねぇんだよ!!
何回かやってるうちに、
「何回目くらいからこの行為で笑いが取れるんだろう」とかどうでもいいことを考え、実際
スタッフの方ふたりに微笑まれた。(人それを苦笑いと呼ぶ)
しかしやはりプロの編集者、聞けば聞くほどダメ出しが出てくるぞ!
3分の2はほぼ全員に同じ事を言われるが、それぞれ3分の1くらいその人だけの意見ももらえた。
何度も見てもらった意味はちゃんとあった。
そんだけ粗があるってことだが。
これはとても必要なことだと思うのです。
自分を客観的に見ようにも所詮自分は自分。
人に見てもらって人に意見をもらって。
自分の
「何がダメなのか」をしっかり把握しないと、絶対にそれが改善されることはないから。
まずは己を知ること。
例えるなら、太っていることを自覚していない人がダイエットすることは絶対に無いから!!
人に言われてそれを認めようとしない人も、改善は絶対にされない。
並んでいる時、他の人が見てもらってるのをなんとなく見てみると、厳しいことを言われて凹んでるっぽい人も多い。
一回完膚なきまでに叩き潰されてからが本当のスタートだと思うので、今後も一緒に頑張りましょう。
一回叩き潰されると、ワシのような精神状態になります。(一部のアホが)
しかし、せっかくプロの目で見てもらえるのだから、みんなメモのひとつは取った方がいいと思うんだぜ。
とりあえず今回もらった講評のまとめ、というか今後の課題を箇条書きで。
基本
・とにかくたくさん描く
・とにかくたくさん読む
画力面
・画材から見直す(ミリペンとか丸ペンとか使ってみる)
・今風の絵柄を研究する(絵柄が古い)
・女の子は可愛く描く
・トーンの効果的な使い方を勉強する
・線の太さを使い分ける
・画面が重いのでスッキリさせる
・仕上げまでしっかり
内容面
・テーマをしっかり伝える
・ネタが制限されるような設定を作らない(オチが読める)
・広がりやすい舞台設定と人間関係
・キャラクターに頼り過ぎない
・読み手の気持ちを考える(共感してもらえるネタを)
・ターゲット層をよく考える
こんなもんかなぁ
って多いな!!
内容面に関しては今後これをチェックシートにして、全部クリアできるようにしよう。
これはワシが言われたことだけど、同じく4コマ漫画家を目指す方々にもだいたい適用できると思います。
毎度そうだけど、こういう風に人に意見をもらった時、まとめるのに思考回路が爆発しそうになる。
もう帰るぞ、というタイミングで、今日言われたことをまとめて、今後まず何をしたら、というところでほぼ思考停止状態になる。
今回は大体30分くらいで直る。
前に担当さんに電話をもらった後、1時間近く微動だにできなかったこともあった。
自分としては考えてるつもりだが、実は思考がぐるぐる回ってるだけという。
とりあえず、漫画の高みはまだ遥かに遠い。
遠すぎる。
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