日々是進化

　会社まで音楽を聞きながら車通勤。
　最近は運転中によくネタが浮かぶ。
　家を出る直前までほぼネームをしていて、「このあとどうしよう…」と悩んでいても、車に乗って適当なアニソンを聞いてると不思議と答えが出てくる。

　しかし、運転中でメモなんてできるわけもなく、会社についてから急いで着替えて、仕事場についたらメモ用紙というかなんというかまぁもう使わないプリントを取り出すわけです。
　そして忘れないうちにボールペンで殴り書きすると。
　このラフ書きはそのメモです。

　下半分は「アイラブ！」４話目１本目と２本目のプロット（ある種ネーム）。
　上半分は「かもめの学校（仮題）」のアイデアと一部プロット。


　前回考えた主人公の設定の案で、「何かにときめいたら能力アップ」というのがあったのだが、色々考えてその設定はなしにした。
　ときめくたびに何かアクションを起こさなければならなくなるし、ネタも似たり寄ったりになりそうだから。
「ときめくとパワーアップ」を主題に持ってくると前後が冗長になると思うので、「ときめく」ことに重点を置こうと思う。

　前の設定では、気に入ったものを見つけるとテンションが上がり、その状態での「人間離れした動き」「方向性を間違えたテンション」にツッコミを入れて笑いを取ろうと考えていたが、設定を少しいじるだけでまったく違う方向のネタが生まれて来た。
　始まる前から迷走しかかっていた少し前と違って、良い方向に動きそうだ。

考えることって大事だね。


　まぁ、ビン底メガネにするかどうか、そこが問題だ。

昔の感覚が戻ってきた件

ネームがなかなか快調です。
前はとにかく思いついたネタを片っ端から書いてただけなんですが、1話を7本として区切って、同テーマで描いて行ったら異常に効率が良い。
ただ、ぺーぺーの分際でこういう連載意識したネームの切り方をしてると怒られる気がします。

怠惰姉ニート漫画「はたらかないおとな」話数にして4話分。
新人ニート真下 安寧（ました あんね）26歳の何も起こらない日常を煮え切らないテンションで描いた作品です。
本当は前に書いたニート漫画のネタを使いまわして行こうと思ったのだが、最終的には9割方新ネタになった。
まったく別物になれたのは嬉しい誤算。




「アイラブ！」現在3話目分なかばまでネーム完了。
地味少女「蓬田（よもぎだ）菊子」の裏の顔、暴力アイドル「平山あいら」の物語。
「よもぎだ」という苗字をどうしても使いたかったのだが、漢字にすると「蓬」という、なんかみんな読めないんじゃないかというなじみの無い漢字に。
とりあえずしょっぱなだけ漢字表記にして、あとは読みやすいように「よもぎ田」と表記することに。
暴力的な表現が多々見られる漫画となったが、考えたらワシはもともとこういう芸風だった。


こうやって書いてると、実際に連載してる人は大変なんだなぁと思う。
しょっぱなのネタに最低限の人物紹介を組み込みながら、全体の流れをコントロールして、大オチまでつけなければならない。

この形式で切ったネームが担当さんに受け入れられるかどうかは別として、勉強になるのはいいことだ。





クロスケさんのデビュー作！
読みきり４P「トモエの風景」が竹書房の「まんがライフオリジナル」5月号に掲載中！
一部コンビニでも取り扱っていますが、見当たらない方は最寄の大型書店へ！

絵上手ッ！
この絵とネームから作り出される雰囲気がね…。

文房グー！

お気に入りのシャーペンをなくしてはや半年くらい経つのだが、やっぱりモチベーションが違うんで今日また買って来た。


このメタリック感…たまらないよね。
ワシにとって文房具なんて使えればそれでいいんですが、シャーペンは一番長く使う文房具だしね。
400円！ワシの基準じゃ超高価ですよ！！





で、これが最近使ってるクリアファイル。
わたくし、ワンピースが大好きであります！
誰がなんと言おうとワンピースが大好きであります！！
やはり好きな絵柄のファイルだと気分も良いなぁ。
尾田先生の絵が本当に好きで、恥ずかしげもなく言えばすさまじく影響を受けてます。
一番好きな絵は、ハトが飛ぶ中でメンバーが拳やらチョップやら突き出してる絵です。イラスト集第3段「LION」に収録の。

足りなかっただけさ、いろんなもんが。

色々と言い訳をしても、自分を正当化する気は一切ない。
いまだ漫画家と名乗れないのはすべてが自分自身のせいであると断言することに迷いなし。

ワシには実力がない。また、発想力も貧困だ。漫画家志望者の中でもせいぜい中の中か中の下。
そんなんで、これから先、中の上や上の下、上の中や上の上の特上うごめく中、生き抜いていかなければならないのだ。

この前姉に、「何歳までにダメだったらあきらめるとか決めてるの？」と聞かれた。
一瞬、時が止まった。
やっぱりそういう区切りというのは必要なんだろうか。
夢を追いかけるのには暗黙の年齢制限があるんだろうか、と不安になった。

でもきっと、やめることはないんだろうと思う。
悩んだり不安になったりすることは何度もあるだろうが、多分それだけは間違いない。
第一まだ、挫折するような段階じゃない。きっとつらいのはこれからだろう。
いろんな意味で。


「かもめの学校」
「ピースマイペース（仮題）」の展開が絶望的になったときに始まった企画。
毎度思うが髪形のバリエーション少ないなワシ。
ボツにした作品の髪型を次に考えたのに流用するなんてザラですよ。
主人公の名前は「世良（せら）かもめ」だが、「セーラー→水兵→かもめの水兵さん」のダジャレである。
心はいつだってオッサンなのでありゃす。


仕事中に書いた主人公のイメージ。
なんとなく「ステキ・ムテキ・ムッキムキ」という言葉を思い出して「ムッキムキ」を「ときめき」に変えてみた。
その言葉をもとにして、なんか強い女の子がたまにときめいたりしちゃんだろうなぁと。
うん、適当すぎる。

イケメンって描くの苦手なんだよねぇ…。
かっこいい！て思う顔のパターンが少ないってのもあるけど。
その辺も考えて行かなければ…。