バクマン／アオイホノオ

「バクマン」の１巻を購入。
おまけの大場つぐみ先生版ネームは必見。
どう見てもガモウ先生です、本当にありがとうございました。
バクマンは毎週楽しみだ。
がんばれ亜白木夢叶。
あと新妻エイジ。
やっぱり天才は基本変態か。

これを読んで「真剣に」漫画家を目指す子供がたくさん出てくるといいな。
本当、最も思いっきりやれるのは学校行ってる時分だから。
ワシも高校の頃もっとちゃんと描いてればよかった。3年で2作ってな。
そんな風に後悔しないように！


あと、島本和彦先生の「アオイホノオ」も1巻をようやく購入。
ノリこそ違えど、こっちも漫画家を目指す主人公の話。
というか方向性で言うと割と似てるかもしれん。
「バクマン」のサイコ－とシュージンが冷静に業界を分析しながらさらに努力をしたのに対して、「アオイホノオ」の焔は、今の漫画業界がユルくなっていると分析しながら、自身を過大評価して何もしない。
ワシは完全に焔に感情移入する。
というか漫画家を目指すなんて輩の7割くらいが焔みたいなことを考えてるもんじゃないだろうか。（偏見）
そんな奴が、自分の心構えの甘さを知った時、人としてひとつ成長する。
そこで立ち直れなくなる人もいるかもしれないけど。

この焔は島本和彦先生が過去の自分を題材というかパロディしたもんだと思うが、今はこうしてたくさんのファンがいるのだから立派だ。
ワシは島本先生の大ファンだし、仮面ボクサーやコックローチマン、無謀キャプテンやワンダービットも読んで、その内に漂う島本節が大好きだ。
仮にこのダメ青年が島本和彦の昔の姿であろうと、そんなもんは関係ない。

つまり、過程は問題じゃなく、結果が大事なんだね！と、いうわけで自分を正当化しようと思う。
今がどんなにダメでも、ここから頑張って、最後に花を咲かせればいいんだ！！
島本先生の「吼えろペン」であったエピソードで言えば、花を咲かせたあとに実になるかも大事だけど！！